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トップページ > 設立経緯 全日本論語素読会会長 福田茂夫 「論語素読をやってみよう!」と聞いて、皆さんはまず何を思うだろうか。 「論語なんか読んだって、意味も分からないし、固いものは好きじゃないな。 良いことが書いてあるんだろうけど、自分には縁のないものだな。」と、こんな感じではないだろうか。 実は私も、2年半程前まではそう思っていた。 隣の太田市に、月に一回人間学を教えてくれる「中斎塾フォーラム」がある。 2007年3月、その設立記念式典が、江戸教学のメッカであり、 近代教育発祥の地とされる湯島聖堂で行われたのだが、その大成殿で論語素読をすることになった。 そして塾長である深澤中斎 師から、その主導役をやるようにと指名された。2007年1月のことだった。 これは大変なことになったぞ、あの広い広い大成殿で150人からを前に、 難しい文章を大声で読み上げなければならないなんて・・・。 つっかえたり、どもったりしたら台無しだ、練習せねば・・・。 冒頭に述べたように、論語なんて・・と思っていたのに、図らずも自分に縁のないものではなくなってしまったのだ。 そこでこの時から毎朝、渡良瀬川の河畔を散歩する際に、ちょうど緑橋の下あたりから赤城山に向い、 論語素読の練習を開始した。 さて、主導役をまかされるにあたり、塾長からは論語素読3原則なるものを教えて頂いた。 論語素読3原則 1.姿勢 背すじを伸ばし胸を張る。 2.持ち方目線 目より少し高めに持ち、目線は上げる。 3.声 腹から出す。 この3原則に従い練習を始めたのだが、最初は、人が通るとはずかしくて、少しの間止めてみたり、 小さな声になったりしていた。しかしそれは徐々に慣れ、しっかりと3原則に従って練習ができるようになった。 そうしてある日氣が付いた。これはストレス解消になって、爽快な氣分で一日が始められるな、と。 さらにそれを続けていると、姿勢を良くすることで心が真っ直ぐになり、 目線を上げることで大局的に物を見る習慣が身に付き、 朝一番に腹から声を出すことで心が元氣になる、ということを体感した。 意味が分かってからやるのではなく、やれば意味が分かる。 すべての理屈を超えて、「よし、やる」たったそれだけの決心によって、大きな達成感が味わえる。 私も実際に、自分で選んだ七つの論語を、毎日毎日繰り返して素読をしていたら、 なんとなく意味が分かってきて、自分なりの解釈ができるようになってきていた。 実は著名な方々でも、解釈はそれぞれ異なる。コレと決まった解釈がないのが論語だ。 だったら、自分なりの解釈をしてもいいのではないだろうか。 そして、素読を繰り返し実践していると、自然と論語の解説書を読んでみたくなる。 素読が先、解説本は後。この優先順位が、論語に興味を持つ秘訣だと思う。 さて、心ある多くの方が憂いているように、私も、今の日本の状況を深思すると、 そう遠くない将来、日本は破滅してしまうのではないかと思う。 今からすぐにでも、日本再生の努力をしていかなくてはいけない。 日本の最大の資源は日本人だ。だからこそ、日本再生をするには教育である。 昔から多くの先哲が、論語を心の魂柱にして、偉業を成し遂げてきた。 私が特に敬愛している、財政再建の第一人者 山田方谷、 近代日本の資本主義経済基盤を築き上げた渋沢栄一、 「落日燃ゆ」城山三郎 著の主人公 広田弘毅、 陽明学者で政財界の精神的支柱となった安岡正篤なども、皆、論語を非常に尊んでいた。 そこで私は、論語素読を広めるべく、 「足利学校を、世界唯一の論語素読の聖地にする」 という構想を考えた。足利学校の根本学問は論語だ。 「全日本論語素読会」は、日本再生と聖地構想の一環として、 2007年8月から続いている「朝の論語素読会」を昇華させて立ち上げた。 「朝の論語素読会」とは、主に足利市在住の有志が集まり、渡良瀬川のほとりで毎月1回、 日曜日の朝6時から、論語素読を行う会だ。 その会員の方たちの活動自体は、これまでと変わらないのだが、 これと同じ活動を行う支部を全国各地に作り、論語素読を日本各地に根付かせる。 実はすでに、全国各地の数名の方がご賛同くださり、支部長として活動をしてくださることになっている。 いかがだろうか。 朝、孫と一緒に、会社の朝礼の際全社員で、学校のホームルームで、 地域の集まりの際にも、論語素読が響き渡る街。 一つの家庭に、会社に、学校に、地域に一燈がともる。 そしていたるところに燈明を連ね、日本国中の萬燈につながる役割を果たす。 想像してみて欲しい。 子孫の為にも、日本の為にも、意思決定して一歩踏み出した自分を。きっと誇りを感じることだろう。 百聞は一見に如かず。まずは一度、論語素読を体験してみてください。 足利本部では、毎月第1日曜日の6:00より、素読会を開催しております。 ビジネスホテルニュー大栄のフロントが集合場所。 ご興味がお有りの方は、お氣軽に事務局までお問合せください。 全日本論語素読会事務局 TEL0284-73-1270 |
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